アーカイブ
Ontopia 5.0.0 beta 1リリース
Ontopiaプロジェクトでは、去る6月30日オープンソース化後初のベータバージョン Ontopia 5.0.0b1 をリリースしました。問題のレポートなどは、メーリングリスト または 課題管理システムから報告してください。
このバージョンでの主な変更点は以下の通りです。
- TMAPI 2.0のサポート
- 新たなtologの最適化機構 および
- 新たなTologSpy tolog クエリプロファイラ
SpaceApp: Ontopiaプロジェクトに参加表明
2009-06-05 ベルギーのSpace Applications Servicesが、Ontopiaプロジェクトへの参加を表明しました。推進中のTopic MapsプロジェクトでのOntopiaの活用と、TMQLおよびTMCLの実装をリードしていく予定です。参加表明の詳細はこちらを参照してください。
キックオフミーティング
OntopiaプロジェクトのキックオフミーティングがオスロBouvet社オフィスで開催されました。以下ミーティング速報の超訳です。原文はこちら。
OKSオープンソースプロジェクトのキックオフミーティングは、ノルウェー、日本、ベルギー、オランダ、米国とドイツからの20人以上の参加者が集まり盛況のうちに行われました。相当数の報道関係者からも興味を持たれ、そのうち一つは既に記事となって公開されています。複数の問題領域に関わる議論は、4時間以上続きました。この投稿では、会議の様子をサマライズしてみますが、誤りがあればコメントをお寄せください。会議で用いたスライドは、こちらから参照できます。
所有権
この問題は詳細にわたって議論され、配布型の所有権を持つよりも、コードベースの単一の所有権を持つ方が良いと大まかな同意が得られました。Bouvetは、ノルウェーにおける基金を設立するためのより良い見積りを得ることに同意し、参加者のうち幾人かは、その額が自国ではいくらになるか調べると申し出てくれました。Bouvetが経費をカバーするためにコミュニティから資金を集め、そして十分な資金が得られたならば基金を設立することに同意しました。BouvetはOntopiaプロジェクトをApache財団に受け入れてもらうためには何が必要かについても調査を行います。
ライセンスモデル
ライセンスモデルについても詳細に議論され、結論としてApache2.0ライセンスが適していると同意されました。GPL ライセンスは、一部のOntopiaの顧客にとって重大な困難を引き起こすことから、はっきりと拒絶されました。
基盤
プロジェクトのためのウェブサイトが必要であるということには同意が得られ、ontopia.netそれには自然な場所であるという合意が得られました。また、実際の開発者基盤が何れかで主催されることについても同意しました。Bouvetの事前調査によって、様々な選択肢の中でもGoogle Codeが主たる候補であると伝えられました。一部の出席者はこの提案に懐疑的であり、他の選択肢としてLaunchpadとGitoriousを提案しました。
結論として、7月1日の締め切りまでに開発基盤が用意されない場合、Bouvetが新たな案を検討するということになりました。ある参加者は、新しいモジュールをプロジェクトに貢献する行為を容易にするために、MuleForge流に何か準備をしようと提案しました。プロジェクトがApache Software財団によって受け入れられるならば、必要な基盤がASFによって提供される点にも注目されました。
更なる発展
BouvetがLiferayとAlfresco CMSの統合について研究しているというニュースは、好意的に受け取られました。会議に参加したある企業は、彼らがLiferayへの統合にも取り組んでいることを明らかにしました。一部の参加者は更なる発展についてロードマップの提示を求めましたが、これはBouvetが単独で作成するよりも、コミュニティが作成する方が良いということに合意を得ました。これに関する議論は、以後メーリングリストを通じ行われることになりました。
サポート
Bouvetのサポート継続に対する反応は好意的なものであり、加えて他者による他のサポートやサービスの提供にも期待が集まりました。参加者のうち幾人かは、サポートプロバイダーの保証を求めました。そして、それは良いことであるという一般的な合意は得られましたが、具体的な解決は見つからず、問題はしばらくの間保留とされました。
他の問題
スライド中のプロジェクト自治に関する提案は、あまり議論されることなく採択されました。ある参加者は、善意ある独裁者モデルの採用を提案しましたが、立候補者が無かったため採用されませんでした。また別のある参加者は、コミュニティが共通の方向性を持って同意するために、ミッションステートメントの表明が重要であると述べました。そこで、ミッションステートメントの表明がメーリングリストを通じて行われるという事に対し一般的な合意が得られました。Bouvetは、この会議の後にも議論を続けることができるよう、Google Groupsにフォーラムを設けると約束しました。
最後に、およそ4時間続いた会議は散会し、参加者は太陽の下ビールを堪能しました。
これで全てです。
フィードバックや質問がありましたら、この投稿へのコメント、またはメーリングリストにお寄せください。
OKS goes open source …
Topic Mapsの世界ではデファクトとも言える旧Ontopia社(現Bouvet社)のOntopia Knowledge Suiteは、オープンソースのOntopia Projectとして生まれ変わります。
今日2009-05-26、ノルウェーの首都オスロではそのプロジェクト立ち上げのミーティングが主要メンバおよび有志によって開かれている(はず)です。
詳細はわかり次第追ってレポートしたいと思います。
近々再開予定です
記事更新が一旦止まっていましたが、TopicMaps.jpは死んでしまったわけではありませんっ!真のTopic Maps元年を目指し、近々再開の予定ですっ!
AToMS前夜
いよいよ明日12月12日、AToMS 2007が京都リサーチパークで開催されます。事前申し込みをされていない方でも、参加可能です。是非ぜひお出かけください。
AToMS 2007参加申し込み
AToMS (Asian Topic Maps Summit) 2007 のご案内をさせていただきます。
Steve Pepper, Lars Marius Garshol, Sam Gyun Oh, Gabriel Hopmans, FredericAndres, Motomu Naito 他、世界中の Topic Mapper 達が、最新の適用事例、動向、研究などを発表、議論する予定です。
多数の方々のご参加をお待ちしております。
————————————————————————-
日時: 2007年12月12日(水) 9:15 – 17:40
会場: 京都リサーチパーク、サイエンスホール
http://www.krp.co.jp/access/index.html
参加費: 資料代 (3,000円) 程度を予定しています。
主催: AToMS/Japan
共催: 株式会社ナレッジ・シナジー
協賛: 大阪工業大学情報科学部
国立情報学研究所 Frederic Andres 研究室
東京電機大学出版局
財団法人情報処理相互運用技術協会 (INTAP)
他
概要:
Topic Maps (トピックマップ) は、情報/知識を利用者のもつ概念体系に合わせて、識別、分類整理、体系化し、”見つけやすさ” を向上させることを目指すISO規格です。世界のトピックマップのリーダ達が、最新の適用事例、動向、研究の発表を通して有効活用方法を議論し、アジアでのトピックマップの普及、発展、有効利用の促進を目指します。
プログラム: 現在作成中です。(決まりしだい、連絡させていただきます。)
参加申込: atoms@topicmaps.jp まで、以下の情報とともにメールにてお申込ください。
————————————————————————-
メールの題名: AToMS 2007 参加申込
氏名:
所属:
住んでいる国:
E-mail:
Fax:
————————————————————————-
詳しくは、下記のページをご覧下さい
http://www.knowledge-synergy.com/news/atoms2007.html
問合先:atoms@topicmaps.jp または motom@green.ocn.ne.jp 内藤
TMRA参加受付終了
既に過去ですが、去る22日にTMRAの参加受付が締め切られました。参加を予定されていた皆さん、大丈夫ですか?忘れていた方は、あまり固い事は言われないかもしれません。一度問い合わせてみることをおすすめします。
トピック型の定義(OKS修行 #002)
今回はツールを使ってトピックマップを作成していきます。その前に、ここで利用するツール、OKS-Samplersは入手済みでしょうか?OKS-SamplersはOntopia社が自社の製品OKSを試用のために無償で配布しているツールです。まだ入手していない場合は、以下のサイトからダウンロードの申込みを行いましょう。
申込みが終わると、登録したメールアドレスにダウンロード用のURLが送られてきますので、ダウンロードとインストールを済ましてしまいましょう。
トピックマップの入力には、OKS-Samplersに含まれるOntopolyというエディタツールを使います。OKS-Samplersは全てブラウザ経由で利用するツールです。起動した後、ブラウザでアクセスすると、次のようなメニュー画面が出てきます。
ここから”Create”と書かれたリンクをたどり、Ontopolyを起動します。
前回考えた書籍を管理するトピックマップでは、次の型を定義します。
●トピック型
- 書籍(「書籍」を表す)
- 人(「著者」を表す)
- 企業(「出版社」を表す)
●属性を表すための出現型
- ジャンル
早速トピック型を定義していきましょう。Ontopolyの画面で、”Ontology”と書かれたタブを選び、その中の”Topic Types”を選びます。トピックマップを作るには、まずここで作成するトピックマップの中に出てくるトピックの種類(型)を定義してやります。最初から全ての種類(型)が決まっている場合は、ここでどんどん入力してしまいます。まだ一部しか考えられていない場合でも、後でいくらでも追加できるので、決まっている分だけで構いません。
書籍=Book、人=Person、企業=Companyとして定義します。こんな感じです。

Nameにトピック型の名前を入力します。PSIはPublish Subject Indicatorsの意味です。日本語では「公開された主題指示子」でしょうか。
トピックマップを作る際に、様々なトピック(主題)を定義していきます。例えば今回のように「書籍」という主題(概念)を表すトピック型をBookという名で定義します。
PSIはこうして定義したトピック(主題)を同定可能にする仕組みで、ネットワーク上で永続的に公開し、トピックマップの共有/交換を容易にすることを目的にしています。つまり、ネットワーク上で同じPSIで示されるトピックは、同じ主題を示していることになります。名前が「書籍」でも「本」でも、はたまた「Book」でも同じ概念を指しているということですね。次のような特徴があります。
- トピックマップ標準に含まれているメカニズム
- 主題にURLを割り当てて、主題識別(2つの主題を同一とする、又は1つの主題をもう一方の主題と区別する)を可能にする
- トピックマップのマージ処理の時点で、トピック(主題)の識別に利用する(同じ主題を持つトピックは、マージされる)
- コンピュータ、人間の両方に主題識別のメカニズムを提供
- コンピュータ内の情報リソース、実世界の対象物の両方に適用可能
- 誰でも公開可
- いいものが生き残る
任意のURIの形式で PSIを定めますが、ここは自分のドメインを使ってURIを作ります。今後どんなPSIを作っていくか未定ですが、とりあえずこんな感じでURIを作ってみました。 "http://psi." + ドメイン名 + "/ontology/" + トピック型名(全て小文字)
他の二つ、「人」と「企業」も同じように定義します。
これだけでトピック型の定義はできました。簡単ですね。次回はジャンルを表す出現型を定義し、さらにそれをトピック型の定義に盛り込むことを定義します。
つづく


